セリフを覚える

今週から、土曜日に学校の勉強と劇練習が入り、

12月までとっても忙しい週末になりそうです。

 

ところで、

今年の劇メンバーには、高校生の女の子が一人参加しています。

数年前も違う形で、演劇好きな高校生の女の子を指導したのですが、

あの恥ずかしかったり、表現できず辛かったりする時代に、

演劇に興味があるなんて、なんだかすごいですね。

がんばって!と、思わず、応援したくなります。

 

その彼女に、昨日、

セリフはどうやって覚えたらいいかと聞かれました。

 

この質問はよく受けるのですが、私は、いつも

最初っから覚えない、と答えています。

不安なので、どうしても言葉のみを覚えてしまうのですが、

そうすると、すべてのセリフが均等にインプットされてしまいます。

 

大変でも、一つひとつの言葉を解釈して、セリフの前に

どんな気持ちでそういうかの感情を入れて覚えた方が、

結局、二度手間にならずにすみます。

 

表現する人の身体と心を通して、平面に印字された文字を

立体に起こす作業は、肉付けして、

まさに、言葉に命を吹き込むような作業です。

 

この最初の段階を、丁寧に、丁寧に行います。

これはよく言われる、役者の演技の真実性に関わります。

 

ところで、

セントラルスクールでボイスを勉強していた時、

最終学期に、ストラスフォードアポンエイボン

にあるロイヤルシェイクスピアカンパニーで2日間のWSを受けました。

 

イギリスにあるボイス専攻の院生を対象に、このRSCが

毎年開いていて、今年のボイス教師の出来を判断する!?機会で、

私たちが講座を受けているのを、

観客席陣取っている専門家たちが観察しているという、

とても緊張する状態での講座でした!!

 

そこでも、役者さんたちが、とにかくすぐセリフを

覚えようとすることをいかに阻止するか!に

気をつけるワークをいくつか受けましたが、

セリフを忘れた、とか、ちゃんと覚えていない、とか

本当にドキドキというか、恐怖の何物でもないです。

しかし、

そんな気持ちを超えて表現すること、本当に、

人間って愛おしいな~って思います。

 

今年の楽園劇、2年目、滑り出し好調ですー。