朝の時間

名古屋に引っ越す時、時間があるだろうと思って、

たくさんの本を持ってきました。

読みかけの本や読みたいと思っていた本、などなど。

詩集もたくさんあります。

 

秋からの仕事の準備に来年の展開とともに、

しなければならないことは盛りだくさんですが、

最近、自分の楽しみのために

朝の少し早起きして、その本を読んだり、

詩集をスピーチしたりしています。

 

本は、いつか読破したい司馬遼太郎を、

詩は、あまりにも王道すぎるのですが、

エミリー・ディキンソンを読み返しています。

エミリーつながりで可笑しな話ですが・・・

「嵐が丘」を書いたエミリー・ブロンテの詩に、

 

No coward soul is mine,
No trembler in the world’s storm-troubled sphere:
I see Heaven’s glories shine,
And faith shines equal,arming me from fear. 

私の心は怯まない,
世界が嵐に呑まれても微動だにしない.
楽園から降り注ぐ光が見える,
信仰の光が,私を恐怖から鎧う.

…(訳はお借りしています)

というのがあって、

これを20代、イギリスでスピーチの勉強をしていた時、

先生から課題としてもらって、練習しました。

そして、なぜか、この詩を、てっきり、

エミリー・ディキンソンの詩だと思っていました。

たぶん、エミリーと言えば、と、最後まで詩人の名前を

読まなかったんだと思います。

 

ようやく、エミリー・ブロンテの詩だと

わかったのは、かなり後になってからで、

その頃には、ずいぶんディキンソンの詩が好きになっていて、

No cowardの詩人は、こんな詩も書いていたんだー!

と、まあ~、随分勘違いしたまま過ごしていました。

 

ところで、とても驚いたことに、ディキンソンの伝記を読むと、

彼女が亡くなった葬儀の時に、彼女の愛読していた詩として

最後に読まれたのが、このNo cowardの詩だったらしいのです!

あながち、私の勘違いも的が外れてなかった?!ような話で、

本当にびっくりです。

 

元々、英詩が好きなので、今は、対訳になったもので、

英語と日本語を読みながら、朝の時間を過ごしています。

静かで、満ち足りた朝の時間が過ごせるようになりました。