フェルナント・ホドラー展

このホドラー展を昨年、東京上野の西洋美術館で観て、

あまりによかったので、

また、ぎりぎり終わる兵庫県立美術館へ観に行きました。

 

場所が違うことで、改めて気づいた事が、展示の仕方です。

神戸は、少々狭い空間だったようで、

無限へのまなざし」という油彩画の大作の写しが

(これは、チューリッヒ美術館の壁画に描かれているそうです)、

会場にはありませんでした。これが見たかったので、残念でした。

 

しかし、とにかくこのホドラー展から、

沢山のインスピレーションをもらいました。

特に、壁に書かれたホドラーの言葉や、

彼や彼の作品を知る人物たちの言葉がとてもよかったです。

 

私は、とくに色と線についてのコメントが印象に残りました。

 

(…)あらゆる巨匠たちは、形態をその周囲から明確に分離し、

輪郭のうちに線の美を探求するための共通の努力をおこなった。

彼らは、長い線と短い線を対照させ、人間の肉体の運動と比例を研究し、

そしてそのリズムを見出した。      -フェルナント・ホドラー

 

色彩は形態と結びつくことでより強く際立ち、

交替と反復から生じるリズムを規定する。 -フェルナント・ホドラー

 

ちょうどこれを見て帰ると、「老後はどこに住みたい?」という話になって、

ホドラーのように、アルプスの麓で、

レマン湖やトゥーン湖の向こうに大好きな山を見ながら暮らすのも

いいな~と思いました。

…ただし、冬は寒いし、雪もどっさり降る万年雪のモンブランを眺めながら、

ドイツ語もイタリア語もフランス語も話せない私は、

かなり孤独な気分だろう~と思いますが...笑